スペイン17州の郷土料理とスペインワインのマリアージュの会 10月22日(日)第7回マドリッドの会終了しました。

今回で7回目となりますLos Vinosオーナー、櫻井ソムリエとのコラボ企画。
10月は22日はマドリードの会を行いました。
スペインの首都であり、経済活動を伴わない政治的中心地であるマドリードの伝統料理といえば、
マドリード風煮込みコシードが有名です。
スペインのトランプになぞりスープを「ジャック」二皿目のひよこ豆や野菜を「馬」
そして肉や腸詰類を「王」と呼ぶのが習わし。
今回は、この有名なコシードを敢てご紹介せずに、
マドリードのハレの日の料理を織り込みながら、伝統料理を表現してみました。
今回、これらの料理に合わせていただいたワインは、ここ数年の傾向的なワインからクラシックなワインに至るまで。私世代が当たり前のように飲んでいたクラシックなワインに対し、ご参加された皆様から「新しい感覚」とのご意見を頂戴したのには、新鮮さを覚えました。経験値や世代の異なる方々と食卓を囲むのは、本当に楽しいものであり、何かしらの気づきを感じさせていただけます。櫻井ソムリエ、いつもありがとうございます。そしてご参加された皆さま、本当にありがとうございました。マドリードのタパスの盛り合わせ。チョリソにミニサラミ、オリーブ和え、クリスマス料理の紫キャベツとりんごの煮込み。そしてトマトを使わないパタタ・ブラバス。ワインに合うように辛さ控えめの旨辛に仕上げました。
タパス

ワインは、2014 ピカラナ
アルビーリョ・レアル 100%
ボデガ・マラニョネス
D.O.ビノス・デ・マドリッド
温かいタパス、ハモン・セラーノのクロケッタ
クロケッタ
カジョス。2種類のチョリソ、豚足とともにスパイスを効かせて煮込みました。
キリスト教の四句節には、肉を絶たなければいけないのですが、臓物は許されたという説があります。
カジョス1
ワインは、2012 ナバエレロス
ガルナチャ 100%
ベルナベレバ
D.O.ビノス・デ・マドリッド
ひとつのプレートで2種のワインの飲み比べを行いました。
カジョス2
2014 エル・リンコン
シラー 90% ガルナチャ 10%
ドミニオ エル・リンコン
D.O.ビノス・デ・マドリッド
マドリードのクリスマス料理。
カンタブリアの真鯛のオーブン焼きがかつてカスティージャまで広がったと言われています。
本来は尾かしらつきの真鯛で作りますが、今回は切り身で。
骨からの旨味をじゃがいもが吸って、皆さま最後までペロリと平らげていらっしゃいました。
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ワインは、2014 プエルタ・デル・ソル
マルバル 100%
ビノス・ヘロミン
D.O.ビノス・デ・マドリッド
デザートのブニュエロス。チョコレートソースとゆずのオランジェットを添えて。
ブニュエロス
N.V. エルカビオ センシベル ドゥルセ・ナトゥラル
センシベル(テンプラニーリョ・ソブレマドレ)
マス・ケ・ビノス
VdlT.カスティーリャ

次回は12月17日(日)カタルーニャ州の会です。
CAVA功労騎士が選んでくれるのは、CAVA?