第3回山田直美と行くスペイン・フランスバスクをめぐる10日間の食文化の旅

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今や「ヨーロッパの美食の都」として世界から注目されている、スペインバスク州ギブスコア県にある小さな街サン・セバスティアン。私がこの地を初めて訪れたのは今から27年前、当時からバスクはグルメの有数な地としてその名をとどろかせていましたが、それ以上に政治色がとても強い地域で、他のスペインとは違う独特な雰囲気を醸し出していました。
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しかし、一度バルに足を踏み入れた時の感動は相当なもの。政治とは全く関係のない夢のような世界。それ以前に訪れたマドリッド、バルセロナやアンダルシアのバルでは見かけたことのない素敵な料理の数々が私を虜にしたのです。
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その3年後にスペイン滞在を決め、4年間のスペイン滞在のうちでは一定の期間をサン・セバスティアンで過ごし料理の習得に励みました。帰国後も何度も訪れては私の心を感動させてくれています。
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これまで、2度のバスク&カスティージャ・イ・レオンの食文化の旅を実施し、第3回目の今回はサン・セバスティアンを中心とするスペイン・フランスバスク10日間の食文化の旅を企画いたしました。今回はバルのピンチョスに始まり、バスクの伝統料理やミシュラン三星レストランに至るまで、バスクの大地の恵みを十二分に味わってまいりたいと思います。

今回の旅のポイント
9月16日(金)日本を出発
9月17日(土)ビルバオの世界遺産と自家菜園のアサドールで食事
ビルバオの市場をまわり、世界遺産であるビスカヤ橋やグッケンハイム美術館を観光。
サン・セバスティアン郊外の村ZumaiaのレストランAsador Beduaにて昼食。炭火焼が名物ですが、ウナギの稚魚やココチャなど伝統料理も楽しめます。夜はビルバオでのバル巡り第一弾。
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9月18日(日)2か所でのバル巡り
バスク州の州都であるビトリアとラ・リオハ州の州都であるログローニョを観光。それぞれの地でバル巡り
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9月19日(月)食文化、ワイン文化のプチお勉強
リオハのワイナリーBodegas Marques de Murrieta、AlfaroにあるISULブランドのオリーブオイル農家を訪問。
昼食は、El Portalón、夕食はログローニョでのバル巡り。
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9月20日(火)フレンチバスクでお買い物
ピエールオテイザ氏のバスク豚の農場訪問、農場での昼食後、黒さくらんぼジャムで有名なイッツアス村、唐辛子の村エスペレット、そしてサン・ジャン・ピエード・ポー観光。フランスのオーベルジュに宿泊。
9月21日(水)バスクの伝統的な食文化を体験
バスクで最も古いオルディッシアの市場を回り、とうもろこしのパンTalo作り体験。イディア・サバルのチーズ農家を訪問。
9月21日(木)サン・セバスティアンを満喫!
近郊のオンダリビアを路線バスで観光後、サン・セバスティアンでのバル巡り。
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夕食はミシュラン三星のArzakで食事。
9月22日(金)サン・セバスティアンで最後の思いで作り
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16時まで自由時間。ビルバオでの最後の晩餐。
9月23日(土)日本に帰国
アグール、バスク~

魔女
La escoba