スペイン17州の郷土料理とスペインワインのマリアージュの会 6月17日(日)第11回バレアレス諸島州 マヨルカ島の会のご案内

スペイン17州の郷土料理とスペインワインのマリアージュの会

「ワインバーLos Vinos」「ら・えすこーばスペイン料理教室」共同企画
様々な民族の交差に加え、地形的な要因も相まって、地方ごとに独自な食文化やワイン文化が生まれたスペイン。個性ある各17州の郷土料理に合わせて、スペインワインのスペシャリストがセレクトしたワインを楽しむマリアージュの会です。11回目となる今回は、イベリヤ半島東方の地中海に浮かぶ「バレアレス諸島州 マヨルカ島」の会を行います。

地中海西部のバレアレス海に浮かぶ、マヨルカ、メノルカ、イビサなど5つの島からなるバレアレス諸島。その中の最大の島であり、バレアレス諸島州の州都であるのが「マヨルカ島 パルマ・デ・マヨルカ」です。気候は典型的な地中海性気候で、野菜、オリーブ、ブドウ、オレンジ、アーモンドなどの農産物の産地です。また、マヨルカ島はエストレマドゥーラやアンダルシアなどで有名なイベリコ豚とは品種の異なる、黒豚の飼育が盛ん。それから作られる2つの産物がマヨルカを代表する食文化の象徴となっています。

ひとつは、脂を大目に使いパプリカパウダーで仕上げたソフトタイプの腸詰「Sobrasada(ソブラサーダ)」パンに塗ったり、料理の隠し味に使います。もうひとつは、「Emsaimada(エンサイマーダ)」という渦巻き型のパン。この渦巻き型のパンは、中世の時代にイスラム教徒が作っていたブラーマというパンがオリジンといわれていますが、キリスト教徒たちは彼らが使わない豚肉のラードを使いこのパンを作っています。

また「大きい島」マヨルカに対し、「小さい島」を意味するメノルカ島では、牛のチーズから作られる「マオンチーズ」や蒸留酒のジンが名産品として有名。ワインは、マヨルカ島のビニサレム (DO)とプラ・イ・リェバン (DO)が原産地呼称に指定されています。

スペイン有数のリゾート地として、世界各国から人々が訪れて止まないマヨルカ島。かつてショパンが恋人のジョルル・サンドと避暑を楽しんだ地であり、芸術家ジョアン・ミロも母親がこの地の生まれということから、1950年代には定住を決めた「地中海の楽園」。
マヨルカの島料理とマヨルカのワイン、ぜひご一緒に楽しみましょう。

第11回「バレアレス諸島州 マヨルカ島」
2018年6月17日(日)13:00~15:00

〈メニュー〉
●料理
マヨルカのタパス盛り合わせ
焼き野菜のトマトソース添え
ドライフルーツと挽肉を詰めたイカの煮込み
鶏もも肉のソブラサーダ包み焼き
オレンジのコカ
●ワイン
2種類
当日のお愉しみです。
他に追加お薦めワイン(有料)をご用意しています。

参加費 6,000円(食事、ワイン2種代込)
定員  6名(最小催行人数4名)
場所 ら・えすこーばスペイン料理教室
Jr山手線大崎駅から徒歩6分、池上線大崎広小路駅から徒歩3分
お申込み:090-8089-2349またはnao-escoba@k3.dion.ne.jp (山田)
ホームパーティ形式のアットホームな会ですのでお気軽にお越しください。
※6月10日(日)締め切りです・

ワインナビゲーター:櫻井一都 LosVinos HP : www.losvinos.jp
Cava功労騎士であり、2007年スペインワインコンテスト優勝者。ミシュラン二つ星レストラン「サン・パウ」他、名だたるスパニッシュレストランでチーフソムリエとして活躍したのち、2014年大井町ワインバー「Los Vinos」をオ―プン。大井町ワイン倶楽部などを主宰し、ワイン愛好者ためにわかりやすいワイン講座を行うなど広くワイン愛好者の普及・拡大に努めている。

櫻井さん

料理担当:山田直美  ら・えすこーばスペイン料理教室HP : escoba.okamotodo.com
スペイン家庭料理の習得のためスペインに4年間滞在。スペイン各地で郷土料理を学ぶ。帰国
後は、ら・えすこーばスペイン料理教室を主宰、スペインバル・レストランのメニュー指導、テ
イクアウトの惣菜店などのメニュー開発を行っている。バスク友好会会員。JOS認定オリーブ
オイルソムリエ。

yamada