スペイン17州の郷土料理とスペインワインのマリアージュの会」第9回カスティージャ・ラ・マンチャ州 2月25日(日)終了しました。ご参加下さった皆さまありがとうございました。櫻井ソムリエお疲れ様でした(^^)
「ラ・マンチャ」といって思い浮かぶのはセルバンテスの「ドン・キホーテ」です。
このドン・キホーテの料理のなかで、キホーテが毎日のように食べていた料理のひとつに
Olla podridaがあげられます。
チョリソ、肉類、豆や野菜を一緒に煮込むユダヤ料理の影響を受けた煮込み料理、
この残り物の肉やチョリソを細かく刻み、味付けし直したのが前菜のSalpicon de carne。
他には
このドン・キホーテの料理のなかで、キホーテが毎日のように食べていた料理のひとつに
Olla podridaがあげられます。
チョリソ、肉類、豆や野菜を一緒に煮込むユダヤ料理の影響を受けた煮込み料理、
この残り物の肉やチョリソを細かく刻み、味付けし直したのが前菜のSalpicon de carne。
他には
・アサディージョ・マンチェゴのピンチョ。
お肉の付け合わせに使われますが、パンにのせてピンチョにしても。ほのかに香るクミンがいい。
・スペインが誇る羊のチーズ「ケソ・マンチェゴ」
これは9か月熟成したもので、今が旬のとちおとめとあわせ、バルサミコのソースをたらり。
お肉の付け合わせに使われますが、パンにのせてピンチョにしても。ほのかに香るクミンがいい。
・スペインが誇る羊のチーズ「ケソ・マンチェゴ」
これは9か月熟成したもので、今が旬のとちおとめとあわせ、バルサミコのソースをたらり。
ワインは、
2014 エドネ エクストラブルット ロゼ グランキュベ
テンプラニージョ シラー
ビニェドス バルモラル
VdlT de Castilla
2014 エドネ エクストラブルット ロゼ グランキュベ
テンプラニージョ シラー
ビニェドス バルモラル
VdlT de Castilla
じゃがいも、玉ねぎ、バカラオ(干し鱈)乾燥パプリカを焼き、土鍋の中で仕上げるシウダッド・レアルの料理Tiznao。じゃがいものピューレと乾燥パプリカのソースに仕立て直してお出ししました。
この料理はシウダッド・レアルの料理で、ワインも使ったオリーブオイル「パラシオ・デ・ロス・オリーボス」ピクアル種も同じ産地。当初、私の方でオイルを振りかけてお出しするつもりでしたが、櫻井ソムリエからの「ワインとオイルのアロマが同じなので、ティスティングもかねて、別でお出ししたら」との提案により、プラコップでお出ししました。皆さまには、オイルを添えた時の味の変化、ワインと頂いたときのマリアージュを楽しんでいただけたと思います。
ワインは
ワインは
2016 ベルム マルバシア
マルバシア 100%
ボデガス イ ビニェドス ベルム
VdlT de Castilla
マルバシア 100%
ボデガス イ ビニェドス ベルム
VdlT de Castilla
ピスト・マンチェゴ
玉ねぎ、パプリカ、ピーマン、ズッキーニ、トマトの煮込み。3種類のトマトを使いました。スペインでは目玉焼きを作る時に揚げるように焼きますが、今回は「パラシオ・デ・ロス・オリーボス」ピクアル種を使って、ヘルシーに蒸し焼きにし、さらに上からオイルをたらり。
ワインは
玉ねぎ、パプリカ、ピーマン、ズッキーニ、トマトの煮込み。3種類のトマトを使いました。スペインでは目玉焼きを作る時に揚げるように焼きますが、今回は「パラシオ・デ・ロス・オリーボス」ピクアル種を使って、ヘルシーに蒸し焼きにし、さらに上からオイルをたらり。
ワインは
2015 バホンディージョ
ガルナチャ シラー
ボデガス ヒメネス・ランディ
ガルナチャ シラー
ボデガス ヒメネス・ランディ
スペイン産のうずら(cordniz)。家畜だけど、鶏にはないレバー臭があって、
幻のワインとぴったりでした。
トレド風 ウズラの煮込み
たっぷりの白ワインとハーブで煮込んだトレド名物。
トレド風 ウズラの煮込み
たっぷりの白ワインとハーブで煮込んだトレド名物。
数年前にトレドで食べたヤマウズラ(perdiz)の煮込みを記憶に呼び寄せながら作りました。
さて、第10回目は4月22日(日)13:00~ガリシア州の会を行います。
私も何度もこの地を訪れていますが、かれこれ30年前、港町ビーゴに行った時、
バルに入ろうとしたら恐持ての船乗りの男衆に「未成年には(じゃなかった)お酒は出せないよ」
と言われ、パスポートを提示したことが強烈な印象として残っています(*_*)。
さすがに今は言われませんが(笑)。
次回は魚介が中心のメニューです。
アルバリーニョの泡を使ったお料理作ります。ぜひ、皆さまのご参加お待ちしています